二酸化炭素泉

『ラムネの湯』とも呼ばれる『炭酸泉』。
炭酸泉というと重曹泉の炭酸水素塩泉と被るので、温泉通の人はきちんと『二酸化炭素泉』と言う。

ガス成分:二酸化炭素が1000mg以上含まれていることが条件だが、実はかなり条件が厳しい。
そもそも、250mg以上含まれると医療効果があるとされ、実際にヨーロッパでは低濃度でも療養泉となっている。

その為、正式な泉質名ではないが、250mg~999mgほど含まれている場合は『弱二酸化炭素泉』と名乗っていることが多い。

なお、二酸化炭素は加温するとガスが抜ける為、加温ありの二酸化炭素泉は無価値。
同様の理由で、高温泉になると二酸化炭素が抜ける為、湧出した時点で殆どガス成分が残らないので、基本的に『冷鉱泉』で湧出していることが多い。

スポンサーリンク