ラドンが30×10-10キュリー以上(8.25マッへ単位以上)含まれている源泉が『放射能泉』となる。
何を言っているか分からない? 大丈夫、ほとんどの人が分からない。私も分からない。
天然の放射性元素が含まれた『花崗岩』という岩石が、地下水や温泉水の通過ポイントにあると、岩石中のラドンが溶け出して、温泉水に含まれる。というのが通例。
花崗岩自体は東北だと、岩手の一部、宮城県南部、福島県の一部にあるとされ、実際に放射能泉もこのエリア内に収まっている。つまり、無い地域には文字通り皆無な泉質。
温泉に含まれたラドンは湧出後に気体となって発散される。
このラドンを皮膚の他、呼吸による吸入によっても効能があるとされるので、放射能泉は深く息をすることが重要。