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金華山(宮城)に初詣に行った話~船に乗り遅れるとは~
あけましておめでとうございます、というよりかは「大分前にあけました」という方が正しそうですね。
こちらのブログでは随分とご無沙汰しております。
何か、11月頃に体調を崩し、最大HPが減ったのか、体力が1日持たない身体になってしまいました。
本格的に運動しないとマズいと実感していますが、運動する体力がないという、服を買いに行く服がないというような状況でございます。
ぶっちゃけ、最近の動画投稿も何とか週1本投稿出来ています。
仕事は閑散期な筈で比較的暇がある筈なんですが……思った以上に何も出来ずに1日が過ぎていきますね。
さて。
こちらの動画でも新年の挨拶と一緒に金華山 黄金山神社へ初詣に行って来ました。
「動画なんて見てる暇ねーよ」という方や「ずんだもんの声、無理!」という方のために、文字でもずらずらと書いていこうと思います。
金華山 黄金山神社とは?
まず、金華山は宮城県石巻市にある島で、島全体が『黄金山神社』の神域となっている島です。
神社関係者が住民票を置いているので、無人島という訳ではありませんが、WiKiによると現在の人口は5名。
本当に神社のみの島です。
当ちゃんねるではそこそこ出てくる『出羽三山』、青森の『恐山』と並んで、『奥州三霊場』に数えられているそうです。
そんな金華山にある『黄金山神社』ですが、「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」という言い伝えがあり、3年連続お参りする用の『三年御朱印帳』という3ページだけの御朱印帳もあります。
また、宿泊出来る場所(参籠所)もあります。
但し、現在の定期便は『日曜日』のみとなっているので、行き、または帰りは海上タクシーを手配する必要があるなど、アクセス面は非常に悪いと言えそうです。
女川港 or 鮎川港?
2025年1月現在、金華山へは女川港か、鮎川港から出発することになります。
仙台方面から訪れる場合は『女川港』からの方が車の運転時間・距離は少ないですが、その分、船の乗車時間と価格が上がります。
とはいえ、鮎川港までは車で往復1時間くらい変わるので、個人的には女川港の方が帰りを考えると楽です。
ぶっちゃけ、ここは住んでいる所や、その後の予定などでお好きにドウゾ、という感じですね。
ちなみに、1月1日だと、女川港は『潮プランニング』の船となり、こちらは完全予約制。
鮎川港は『金華山観光クルーズ』となり、こちらは1日のみ先着順となります。
前日とかに急に「行くぞ!」となった場合は鮎川港の方が賢明ですね。女川港の方は12月中旬くらいには満席となります。
出発
仙台を朝4時くらいに出て、受付の女川港に到着したのは約6時。


今回は朝6時30分に出発する早朝便に乗ります。
周辺の暗さはこんな感じです。
ちなみに風は非常に強いです。
金華山はより強く吹くので帽子などは注意が必要です。
今回乗った船は以下の『ベガ』(※写真は帰島後)
『アルタイル』という船もあり、元旦は2便が同時に移動します。

その前に、元旦便について解説します。
潮プランニングの元旦便は以下の通り。

なお、女川港『潮プランニング』はこんな感じの全3便となります。(元旦限定)
1便はご来光便となり、海上から初日の出を拝むことが出来るので、オススメです!
実際の映像はこちら

ご来光便は、初日の出が現れた時に船を停船してくれます。
デッキなどにも出られるので、写真撮影にも最適です!
窓から見たい方は船頭から左方面に座ると良いですよ。(停船中は自由に移動出来るのでそんなに気にしなくても大丈夫です)
ちなみに、船の揺れですが『結構ゆれます』。
私個人は船酔いとかしない体質ですが、天候によっては激しく上下するので、不安な人は事前に酔い止めを飲むといいでしょう。
船席の窓から撮影した動画はこちら↓
という感じで、結構激しいところもあります。
到着~神社まで
およそ40分ほどの乗車時間を経て、到着!


はい。見えますでしょうか。
金華山は平地がほぼ無いとされる島であり、神社もこの坂(山?)の上にあります。
およそ、15分ほど楽とは言えない坂登りが始まります。

写真がなかったのですが、船着き場の真横に休憩所があるのですが、
そちらから神社までの送迎車が随時出発します。
普通乗用車なので、人数は乗れないので、元旦のように人が多く集まる際は乗車するまでに非常に長い時間が掛かるのですが、個人的には少なくとも『行きは乗った方が賢明』と思います。
邪魔かもしれませんが、トレッキングポールはあっても良いレベルの坂が続きます。


しばらく登ると『表参道』『裏参道』があります。
表参道は歩行者用。裏参道は送迎車も通れる舗装道となります。
最終的に近い場所に出るので、どちらでもいいと思いますが、光景的には裏参道がオススメ。
まぁ、純粋に表参道は舗装無しなので歩きにくいです。

↑表参道。ふかふかして逆に歩きにくい上に坂道になっています。

↑金華山は野生の鹿が多数生息しています。
写真では「どこにいるでしょーか?」ってレベルに風景に紛れています。
因みに、表参道は1匹~2匹くらいしか見かけませんでしたが、裏参道には沢山いました。

登り切ると、ようやく境内に。
ご神木が出迎えてくれます。

↑境内
奥の日の丸が掲揚された建物が『祈祷所』への入口となります。
右側の紫旗の門は本殿への入口。

本殿へはまた階段をのぼる必要があります。
なお、祈祷を行う人は祈祷終了後に室内階段を通って上ることになります。

本殿。

黄金山神社には『ふさ銭』という文化があり、穴の開いた効果を神社のガラガラ(本坪鈴)のフサにくくりつけるというものです。
やってみたい方は5円か、50円をお財布に入れておきましょう。

黄金山神社は『金華山銭洗辯財天』という、銭洗い所も有名です。
ザルにお金や宝くじ、財布などを入れて洗うと、不浄を落として御利益を得る。というものです。
なお、洗ったお金を常に身につけるお守りのような役目の他、使った場合でもまた手元に戻ってくるという御利益もあるそうなので、お好きにどうぞ、ということ。
なお、スマホ決済が増えているのでスマホ自体を洗う人もいますが、防水を過信しすぎて壊さないように。
殆どのスマホは生活防水レベルなので、沈めるレベルのことは想定外となり、保証対象外になったりします。
祈祷……からの。
さて、今回の目的は『三年連続御朱印』だったのですが、この御朱印。
実は『祈祷必須』となっており、最低5000円の祈祷を行う必要があります。
祈祷は随時敢行しているのですが、私が受付した時には『8:30開始』とのこと。(受付は7時40分くらい)

帰りの便は『9:20』なので、結構ギリギリだなーと思っていたんですよ。
まぁ、9:00に終わって、帰りは下り坂なので、間に合うだろう、と。

8:20ぐらいには会場入り。

8:30 はじまらず。

8:40 はじまらず。

8:50 はじまら……はじまった!
いや、遅えよ!!!!
この時点で帰りの便、乗り遅れはほぼ覚悟してました。
そして、結果で言うと
1時間かかりました!!!!
アホほど長い祝詞を読み終えた時に丁度船が出発した時刻で、そこから巫女舞いが始まった時は「まだあるんかい!?」と思わず突っ込みそうになりました。
あ、笛と歌担当してた人。クッソ下手くそだったので来年までには練習しておくように。
で、終了後は前述の通り、内階段(これもクソ長い)を利用して本殿へ行き、直接お参りを行って終了。
帰りの便 9:20どころか、御朱印帳受け取ったら、9:40くらいになってましたからね。

ということで、これが三年連続御朱印帳です。
あと、金華山は弁財天を祀っており、弁財天は蛇に化身するということもあり、巳年は特に特別な年とされています。
それはさておき、船会社に電話をしたら『次の便、空きあればそれに乗って大丈夫ですよー』とのこと。
ありがとう、潮プランニング! 新年早々金華山に閉じ込められるところだったよ!!

とはいえ、次の便が『11:20』。
まだ10時前ということで、1時間30分くらいあったので、食堂で朝ご飯。

味は、まぁ、普通。
どこでも食べられる味って感じではありましたが、こんな島で食事が出来るだけでも感謝せねば。





その後は、裏参道から鹿と戯れながら下山。
次の船まで50分くらいありましたが、休憩室でぼけーとしながら待ちまして、何とか帰りました。

↑早朝と打って変わって綺麗な女川港。
ということで、女川港から出発する人で『祈祷を受ける場合』は、1便ずらした方がいいぞ!!!
という話でした。
何とかあと2年は通おうかと思います。
写真の通り、晴れていれば最高にリフレッシュできます☆
ちなみに『楽天モバイル』ですら電波あったので、全キャリア大丈夫だと思います。