アルカリ性単純温泉飯坂温泉
アルカリ性

飯坂温泉郷 共同浴場【前編】 鯖湖湯

クソ熱い。
かけ湯はなくて、上がり湯があるという意味不明な構造。

「歴史だけがブランド化しただけの施設」というのが、個人的な感想。

正直、動画はめっちゃ頑張って褒めどころを探して、ひねり出した記憶があります。(←もう覚えていない)

まず。
かけ湯はクソ熱い湯舟から、というのが間違い。

かけ湯は身体の汚れを洗い流すほかに、ヒートショックを身体から護るという目的もあります。

ヒートショックは「寒いと血管が縮み、血流が悪くなり」、「熱いと血管が広がり、血流が良くなる」つまり、寒い脱衣所から、熱い湯に急に入ると、急激に血圧が上がって「一瞬意識を失ったり」「立ち眩み」などに陥ります。
その際、転んだり、溺れたりと、死へとつながる要因となるわけです。
※もちろん、血圧の急激な変化で心筋梗塞などになる場合もあります。

それを防止するため、まずはぬるい湯から身体を馴染ませていく必要があるのです。

なので、最初から高温の湯を「かけ湯」にしている施設はアホです。
ドあほウですわ。

とはいえ、まぁ、普通の施設はかけ湯が熱かった場合でも、シャワーなどの洗い場があるので、先に身体を洗えば、徐々に身体が熱に慣れていくので、さして問題はありません。

が、ここは、水がない。
湯舟か、上り湯オンリー。

アホか

年間、何人かはヒートショックで倒れているんじゃないのか? と思うような造りになっています。
というか、こんな成分も殆ど入っていない温泉で「上がり湯は必要」か??
それこそ、上がる前に綺麗な湯で流しておきたいなら、源泉かけ流しなら源泉注ぎ口から掬えばいいんじゃないの? と思うわけですよ。

温泉大好きな私ですが、二度と行かないかな。という施設ですね。
熱い湯に我慢して入浴するメリットはないですし。

ついでに。
溶存物質が多い場合は成分が身体に吸収されやすいので、短くさっと入るのがオススメ。
逆に溶存物質が少ない場合は成分が吸収されにくいので、長風呂がオススメ。

で、飯坂の湯は溶存物質は超少ないです。
なので、長風呂しないと成分も満足に身体に浸透しません。
でも、長風呂どころか数十秒しか入浴できません。

はい。もう、私が言いたいことが分かりましたね?

※ちなみに溶存物質や浸透圧については人によって見解が異なります。そもそも浸透圧は全く意味ないという人もいるくらいですので、参考程度に。

番号
020
県市
基本情報
成分表1
成分表2
成分表3
成分表4
成分表5
総評
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