岩手県新山根温泉
岩手県

新山根温泉べっぴんの湯

東日本最強のアルカリ性温泉。
その数値は「強アルカリ性 pH10.7!」

ついでに動画や成分表では分かりやすく「強アルカリ性」と記載していますが、温泉成分表に「強アルカリ性」という表記はなく、10を超えても「アルカリ性」の表記が正しいです。
視力検査で、2.0が見えても、「問題なし 1.5」と表記されるようなものですね。
……え? 例えがむしろ分かりにくい?

これも動画内で全部解説していますが、べっぴんの湯は一度枯渇し、休業に追い込まれています。
新しい源泉の採掘が成功し、2022年から再開しました。
それに伴い、浴室も改装されました。

えぇ。改装ではなく、改悪なんですけど。

まず、区切られた浴槽の半分はバブルバスや季節風呂だったのですが、これは排除。
どちらもただの湯舟になりました。まぁ、これは致し方ないとしましょう。

問題点は、温泉の注水口を排除。
浴槽下部や横から循環ろ過されたものと一緒に注水されます。
常に循環ろ過をさせており、湯量が少なくなった際にのみ、親湯を注水するようになりました。

つまり、湯量が減らなければ永遠と循環されています。
湯の鮮度、というハナシどころではないです。鮮度は最悪です。
特徴的な強アルカリ性のトロトロ感を殆ど感じられないのです。
※アルカリ性温泉の特徴を感じますが、数値ほど感じられないということです。

恐らく、源泉枯渇にトラウマを植え付けられて、限りなく温泉資源を使い過ぎないようにしたい、ということなのでしょうが、正直、「東日本屈指のアルカリ性」というセールスポイントを自ら捨てているような気がします。
個人的にはもう行かなくていいかなぁ、と感じてますし。
だって、強アルカリ性以外には魅力があまりない施設……といいますが、ド山中なので、わざわざ行くほどのものではない、といいますか。

個人的にはかなりガッカリな施設になってしまったなぁ、という印象はぬぐえません。
旧源泉の時は好きだったんだけどなぁ……。

番号
010
県市
基本情報
成分表1
成分表2
成分表3
成分表4
成分表5
総評
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